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東京都美術館『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』

現在、東京都美術館では、ブリューゲル一族の作品が集結する『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』が開催中です。

“ブリューゲル”と聞けば、美術の教科書で見たという人も多いかもしれませんが、この“ブリューゲル”、実は子ども・孫・ひ孫に至るまで150年にわたり、画家を輩出してきた画家一族の苗字でもあるとご存知でしょうか?

画家一族のはじまりは、版画家としてのキャリアをスタートさせたピーテル1世から。彼は当時文化の中心だったというイタリア風の作品ではなく、綿密かつ奇怪な作風で一世を風靡したフランドルの画家、ヒエロニムス・ボスに影響を受けたようです。しかし、宗教的な善悪の価値観を示すボス作品とは異なり、そこからは一歩引いて、より客観的にそこに登場する人々や生き物の現実をつぶさに観察し描きました。その観察眼は、やがてひ孫にまで受け継がれていくことに。代々受け継がれた、驚くほど綿密な描写は必見です!

本展では、一族の画家たちが生み出した風景画、風俗画、花の静物画などおよそ100点を展示。そのほとんどが、本国でも滅多にお目にかかることができないプライベート・コレクション作品というから、これは見逃せません!

1月20日発行号の「FLYING POSTMAN PRESS」(東京版)では、そんな要マークな展覧会を紐解くストーリーをご紹介✨誌面内容はこちらの「FLYING POSTMAN PRESS」HPデジタルブック(13P)からもチェックできますよ^^

しっかり予習したら、展覧会でホンモノをぜひ楽しんで。

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『ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜』

開催期間:1月23日(火)~4月1日(日)

会場:東京都美術館

展覧会公式HP:http://www.ntv.co.jp/brueghel/

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